奏者名鑑

マリンバ奏者

マリンバ奏者、作曲家、教育者、アンサンブルの名鑑。

A

安倍圭子

安倍圭子は、現代のコンサート・マリンバの発展に大きく寄与したマリンバ奏者・作曲家。2026年7月22日時点で、桐朋学園音楽部門のマリンバ担当特命教授を務める。主な顕彰に芸術祭賞6回、文化庁長官賞がある。自作に《桜の幻影》(1984)、《竹林》、《プリズム・ラプソディー》など。

プロフィール

Albert, Ludwig

ルートヴィヒ・アルベルトは、演奏、録音、マリンバ教育、楽器開発、国際コンクールに取り組むベルギーのマリンバ奏者、作曲家、教育者、芸術監督。2026年7月、第10回Universal Marimba Competition Belgiumで創設者・芸術監督を務めた。

プロフィール

新谷祥子

新谷祥子は、クラシックと即興の演奏を、声、演劇・朗読音楽、録音、ボディパーカッション、参加型ワークショップへ展開するマリンバ・打楽器奏者、作曲家、シンガーソングライター、教育者。国立音楽大学を卒業後、ミシガン大学で打楽器の修士号を取得し、2017年度青森県文化賞を受賞した。

プロフィール

Auglys-Stanevičius, Saulius

サウリュス・アウグリス=スタネヴィチュスは、Saulius Auglys名義でも活動するリトアニアの打楽器・マリンバ奏者、作曲家、編曲家、教育者、音楽祭運営者。オーケストラ、現代リトアニア音楽、録音、コンクール、国際ワークショップに取り組む。

プロフィール

Axoum Duo

Axoum Duoは、フランスの打楽器奏者・作曲家Gabriel Colletと、ポーランドの打楽器奏者Elwira Ślązakが2000年に結成したマリンバ・デュオ。

プロフィール

B

Bácanu, Bogdan

ボグダン・バカヌは、ルーマニア出身のマリンバ奏者、教育者。ザルツブルク・モーツァルテウム大学でペーター・ザドロにマリンバを学んだ。アントン・ブルックナー私立大学マリンバ教授(2026年7月22日時点、23歳で着任)。Wave Quartetを創設し、2006年には国際マリンバ・コンクールを立ち上げた。ジョン・スローワー、アレクサンダー・ミュレンバッハ、エマニュエル・セジョルネらが彼のために作品を書いている。

プロフィール

ジョビー・バージェス

ジョビー・バージェスは、独奏、室内楽、新作委嘱、スタジオ録音、映画・テレビ音楽にわたって活動する英国の打楽器奏者。PowerplantとPioneers of Percussionを率い、2020年には40か国227人が参加したVirtual Marimba Choirを企画した。

プロフィール

Burritt, Michael

マイケル・バリットは、打楽器・マリンバ奏者、作曲家、教育者。イーストマン音楽学校打楽器教授、ポール・J・バーゲット記念特別教授、木管・金管・打楽器部門長(2026年7月15日時点)。イーストマン着任前の1995年から2008年まではノースウェスタン大学で教えた。イーストマンで学士号、修士号、演奏家資格を取得。マリンバと打楽器のための協奏曲、独奏曲、室内楽曲を作曲している。

プロフィール

ゲイリー・バートン

ゲイリー・バートンは、4本マレット奏法で現代のヴィブラフォン演奏に大きな影響を与えた米国のジャズ・ヴィブラフォン奏者、教育者。グラミー賞を7回受賞し、自身のアンサンブルを率いる一方、チック・コリアをはじめ多くのジャズ奏者と録音した。1971年から2004年の退職までバークリー音楽大学で教えた。

プロフィール

C

Carneiro, Pedro

ペドロ・カルネイロは、ポルトガルの打楽器奏者、指揮者、作曲家、教育者。ポルトガル室内管弦楽団、インクルーシブ・アンサンブル「Notas de Contacto」、ポルトガル・ユース・オーケストラを共同設立し、芸術監督を務める。演奏家・指揮者として100曲を超える作品を初演し、マリンバを演奏しながら協奏的作品を指揮する活動も行う。リスボン高等音楽学校教授(2025/26シーズン時点)。

プロフィール

Cheung, Pius

ピウス・チャンは、マリンバ・打楽器奏者、作曲家、教育者。バッハ《ゴルトベルク変奏曲》のマリンバ独奏録音によって、演奏家として広く注目された。作品には打楽器の独奏曲・アンサンブル曲、協奏曲、バレエ《Heaven and Earth》などがある。オレゴン大学教授兼打楽器部門長(2026年7月15日時点)。

プロフィール

D

F

Ford, Mark

マーク・フォードは、マリンバ・打楽器奏者、作曲家、教育者。マリンバ独奏・打楽器アンサンブル作品に《Polaris》《Stubernic》《Head Talk》《Marimba Heritage》などがある。教則本《Marimba: Technique Through Music》も出版している。ノース・テキサス大学器楽教授・同大学打楽器部門コーディネーター(2026年7月15日時点)。打楽器芸術協会元会長。

プロフィール

藤井むつ子

打楽器奏者、マリンバ奏者、サヌカイト奏者(サヌカイトとは、サヌカイトという石の一種で作られたマリンバのような楽器)の藤井むつ子は、1971年に東京芸術大学を卒業し、以来打楽器奏者として、またソロ、デュオのマリンバ奏者として活躍している。日本の作曲家に40曲を超えるマリンバ作品を委嘱してきた。

プロフィール

G

Glennie, Evelyn

デイム・エヴリン・グレニーは、打楽器ソリスト、作曲家。公式プロフィールでは、打楽器ソリストとしてフルタイムの活動を確立し継続した最初の人物とされる。200曲を超える作品を委嘱し、40枚を超えるアルバムを録音。グラミー賞2回、ポーラー音楽賞、レオニー・ソニング音楽賞、コンパニオン・オブ・オナー勲章などを受けている。2023年にはエヴリン・グレニー財団を設立した。

プロフィール

H

アンディ・ハーンズバーガー

アンディ・ハーンズバーガーは、米国の打楽器・マリンバ奏者、作曲家、教育者。イーストマン音楽学校で音楽芸術博士号と演奏家資格を取得し、独奏およびHarnsberger/Jones Duoで演奏する。ソロ・アルバム5作を発表。リー大学音楽教授・打楽器部門コーディネーター(2026年7月15日時点)。

プロフィール

I

出田りあ

出田りあは、ウィーン生まれ、熊本育ち、ベルリン在住のマリンバ奏者・編曲家。パリとストラスブールのコンセルヴァトワールで学び、2003年の第1回パリ国際マリンバコンクールで第1位を受賞した。2012年からKammeroper Münchenの専属アーティストを務め、平成音楽大学とLondon Performing Arts Academyの客員教授、Loop Kumamoto Music Festival 2026の実行委員長としても活動している。

プロフィール

井原由加子

井原由加子はマリンバ奏者。2002年の第19回日本管打楽器コンクール打楽器部門で第4位に入賞した。

プロフィール

Ishihara, Shinsuke

石原慎之助(アーカイブ当時の表記は Shinsuke Ishihara)は1975年東京生まれ。3歳でピアノを、13歳で打楽器を始め、20歳からマリンバに取り組む。桐朋学園大学を首席で卒業し、アントワープ王立音楽院を最高位の成績(grootste onderscheiding)で修了した。2003年から2024年9月までは「SINSKE」の名で活動し、現在は本名の石原慎之助として演奏している。

プロフィール

J

K

Kamiya, Momoko

神谷桃子はジュリアード音楽学校を卒業し、1995年のルクセンブルク国際打楽器コンクールマリンバ部門優勝者です。 1990年よりリサイタルシリーズ「神谷桃子マリンバ・リサイタル~音*それから~」を開催。読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団などと共演。「NHK FMリサイタル」「ベスト・オブ・クラシックス(NHK FM)」などに出演。CDに「デュオニシの子供たち(デュニシア)」「マリンバ・カクテル(フィリップス)」「アラベスク(フィリップス)」など。現在はソロマリンバ奏者を中心に活動中。 公演のほか、洗足学園大学、沖縄県立芸術大学、愛知県立芸術大学でも教鞭をとっている。

プロフィール

小森邦彦

小森邦彦は、現代作品、協奏曲、室内楽、異分野との協働に取り組むマリンバ奏者。愛知県立芸術大学非常勤講師(2026年5月時点、マリンバ・室内楽〈打楽器〉担当)で、Adams Musical Instrumentsのアーティスト。

プロフィール

L

M

Maddox-Vögele, Jeannine

ジャニーン・マドックス=フェーゲレ(Jeannine Maddox-Vögele)はスイスの打楽器奏者・指導者で、スイスの伝統的な太鼓からマリンバを中心とする現代打楽器レパートリーまで幅広く手がける。チューリッヒ音楽院で教育と演奏のディプロマを取得し、東京で安倍圭子のもとマリンバを1年間集中的に学び、さらに渡米してフィラデルフィア管弦楽団のアラン・エイベルに師事し、ネクサスのボブ・ベッカーのマスタークラスも受けた。

プロフィール

三村奈々恵

三村奈々恵は、日本のマリンバ・ヴィブラフォン奏者。国立音楽大学を卒業後、2000年にボストン音楽院で修士号を取得した。打楽器芸術協会マリンバ・ソロ・コンクール、1999年コンサート・アーティスツ・ギルド・コンクールなどで受賞。日本で複数のソロ録音を発表し、22か国を超える国々で演奏している。ヤマハ・アーティスト、昭和音楽大学講師(2026年7月15日時点)。

プロフィール

Moersch, William

ウィリアム・モーシュは、マリンバ・打楽器奏者、録音芸術家、教育者であり、現代マリンバ作品を数多く委嘱してきた。全米芸術基金のソロ・リサイタリスト・フェローシップを受けた最初のマリンバ奏者。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校打楽器名誉教授(2026年7月15日時点)。同大学では1998年から2024年まで教えた。2020年、打楽器芸術協会から教育部門の生涯功労賞を受賞した。

プロフィール

Myćka, Katarzyna

カタジーナ・ミチカは、ポーランド出身のマリンバ奏者、室内楽奏者、教育者。グダニスク、シュトゥットガルト、ザルツブルクで学び、1995年ルクセンブルク国際打楽器コンクールで第1位と聴衆賞、1996年シュトゥットガルト世界マリンバ・コンクールで第1位を受賞した。2003年に国際カタジーナ・ミチカ・マリンバ・アカデミーを創設。フォルクヴァング芸術大学打楽器教授(2026年7月15日時点、2023/24年冬学期着任)。

プロフィール

N

布谷史人

布谷史人は秋田県大館市出身、ドイツを拠点に演奏、録音、教育、コンクール審査に携わる日本のマリンバ奏者。

プロフィール

O

小田もゆる

小田もゆるは、マリンバ・打楽器奏者、音楽教育者、著者。国立音楽大学器楽学科打楽器専攻を卒業し、2025年刊の出版社著者紹介では東京成徳大学非常勤講師。「音楽で手をつなごうプロジェクト」を主宰し、障がいのある演奏者とともに国内外で公演活動を行う。崎村潤子、金田直樹と参加した録音《DIVERTIMENTI – Marimba Alive! vol.2》があり、著書に『打楽器イ・ロ・ハ』、共著に2025年刊『リズムの基礎と楽しい伴奏 入門編』がある。

プロフィール

S

齊藤美絵

齊藤美絵は、打楽器・マリンバ奏者。1993年の日本管打楽器コンクール打楽器部門第1位。フリー奏者(2025年6月時点)。くにおんオープンカレッジ打楽器講師(2024年・2025年の募集時点)、第42回打楽器新人演奏会審査員(2026年度プログラム)。

プロフィール

Séjourné, Emmanuel

エマニュエル・セジョルネは、クラシックから即興音楽までを手がけるフランスの作曲家、打楽器奏者、教育者。ボグダン・バカヌの委嘱・初演による《マリンバと弦楽オーケストラのための協奏曲》は、広く演奏されるマリンバ作品となった。ストラスブール高等音楽芸術院打楽器主任教授、ローザンヌ高等音楽院准教授(2026年7月22日時点)。演奏家として100曲を超える作品を初演している。

プロフィール

Sice, Robert van

ロバート・ヴァン・サイスは、100曲を超えるマリンバ作品を初演してきたマリンバ奏者、打楽器教育者。彼のために書かれた主要作品に、ピーター・クラッツォウ《大地と炎の舞曲》、アレハンドロ・ヴィニャオ《国境の練習曲》、マーティン・ブレスニック《グレイス》、ジェームズ・ウッド《哀歌を伴うスピリット・フェスティヴァル》がある。イェール音楽院打楽器講師(1997年着任)、カーティス音楽院教員(2026年7月15日時点)。ピーボディ音楽院からは20年以上の在職を経て2024年5月に退職した。

プロフィール

カイ・ステンスゴー

カイ・ステンスゴーは、独奏と6本マレット奏法で知られるデンマークのマリンバ奏者、作曲家、教育者。本人公式サイトには、国際的な演奏活動、録音、作曲・編曲、6本マレットの教則本、協奏曲《Concierto Mexicano》が記録されている。

プロフィール

Stevens, Leigh Howard

リー・ハワード・スティーヴンスは、マリンバ奏者、教育者、録音芸術家、楽器設計者であり、Malletechの創業者。スティーヴンス・グリップや片手ロールで知られる、影響力の大きい4本マレット奏法を発展させた。著書『マリンバのためのメソッド・オブ・ムーヴメント』は打楽器教育で広く使われている。鍵盤打楽器設計に関する米国特許9件の保有者(2026年7月22日時点)。

プロフィール

ミカ・ストルツマン

熊本県天草出身、米国ボストン在住のマリンビスト。公式プロフィールには、カーネギーホール、PASIC、ブルーノート、各国のジャズおよび室内楽音楽祭への出演と、日本・欧州・南北アメリカのオーケストラとの共演が記録されている。スティーヴ・ライヒ《東京/バーモント・カウンターポイント》の編曲・演奏、スティーヴ・ガッドとのプロジェクト、クラリネット奏者リチャード・ストルツマンとの《Duo Cantando》などの録音がある。チック・コリアから作品を献呈され、《ピアノ協奏曲第1番》のマリンバ版をハラパ交響楽団と世界初演した。

プロフィール

T

富田帆香

3歳よりピアノ、6歳よりマリンバを始める。第26回日本クラシック音楽コンクール第1位、第22回KOBE国際音楽コンクール優秀賞および神戸市民文化振興財団賞、第20回長江杯国際音楽コンクール第2位を受賞し、各披露演奏会に出演。打楽器・マリンバを上野信一、悪原至、平子ひさえ、崎村潤子の各氏に師事。国立音楽大学卒業。

プロフィール

U

W

Wu, She-e

She-e Wuは、打楽器・マリンバ奏者、作曲家、教育者。国際的にソリストとして演奏し、打楽器の新作を委嘱・初演してきた。録音には、マリンバによるバッハ《無伴奏チェロ組曲》第1番から第3番のほか、独奏・室内楽作品がある。自作に《Blue Identity》《K-PAX》《UP!》《What the Sun Would Say to the Sky》など。ノースウェスタン大学音楽准教授兼打楽器プログラム責任者(2026年7月15日時点)。

プロフィール

Y

山本晶子

山本晶子はマリンバ・打楽器奏者。2002年の第19回日本管打楽器コンクール打楽器部門で第1位を受賞した。

プロフィール

Z

Zivkovic, Nebojsa Jovan

ネボイシャ・ヨヴァン・ジヴコヴィッチは、セルビア出身の作曲家、マリンバ・打楽器奏者。マンハイムとシュトゥットガルトで作曲、音楽理論、打楽器の修士号を取得し、作曲家と演奏家の両面で活動してきた。独奏・アンサンブル打楽器曲、2曲のマリンバ協奏曲のほか、室内楽、管弦楽、声楽、チェロのための作品がある。

プロフィール